幸せを掴む悩みかた ー人生の決断ー
いまはとても便利な時代です。
わからないことがあれば、Googleに聞けばなにかが返ってきます。
悩んでいることがあれば、Googleに聞けばなにかが返ってきます。
「年収300万 結婚 するべきか」
「うつ病 転職 可能」
「LINE 既読スルー 男」
Googleは、いろんなところから、いろんな答えを返してくれます。
もしかすると、そうしてこのブログに辿り着いてくれた人もいるかもしれません。
ですが、そこに書かれている答えは、あなたではない、見ず知らずの誰かさんの答えです。
見ず知らずの誰かさんの答えを見ても、それはどこまで行っても、あなたの答えにはなってくれません。
仮に誰かさんの答えをなにも考えずに拝借して、あなたの答えにしたところで、それになんの意味があるのでしょうか。
借り物の答えで成功したところで、それはあなたの選択ではないのですから、自信にはなりませんよね。
借り物の答えで失敗したら、それはあなたの選択ではないのですから、もしかすると、その誰かさんを責めてしまうかもしれませんね。
もちろんGoogleに相談することで、いろいろな答えを見ることができますし、それらは参考意見として貴重なものです。
同じ状況に陥った先達が、思いもよらなかった発見を与えてくれるかもしれません。
肝心なのは程度です。
参考意見が欲しいなら、どんどん相談しましょう。自分以外に頼ることは、決して恥ずかしいことではないのですから。
それでは、決断することができないとき、どうすればいいのでしょうか。
シンプルな話です。あなたの答えはあなた自身にあります。
確かに悩んでいるときは、「どうしていいかわからない」自分に逃げ込んでしまっているのかもしれません。
そこから一歩踏み込んでみましょう。
なぜ「どうしていいかわからない」のでしょうか。
往々にして、実は答えは定まっていることが多いのです。
ですが、そこに「不安」が関わってきてしまうことで、無意識のうちにその答えに蓋をして、わからないという居心地のよさに逃げてしまうのです。
まずは、その不安としっかり向き合うことが大切です。
不安を抱くことは、責められることではありません。一度その不安を、思い切り書きなぐってみましょう。
そうすると、不安を払いのけた自分と向かい合うことができます。
そして、それを拾い上げてみてください。
この作業はとても勇気が必要です。すぐにはできないかもしれません。
でも、それでもちょっとずつ挑戦してみる。そのことにも価値があります。
自由な生き方が認められるこの時代は、裏を返せば次々と決断を要求してくるシビアな時代でもあります。
その時代において、自分で決断を積み重ねる経験は、間違いなくあなたの自信に繋がります。
自分で積み重ねた決断は、間違いなくあなたのものです。あなた自身で切り開いた道は、素晴らしいものに決まっています。