東大生が教える 誰でも“論理的に”幸せになる方法

職場、友人、日常生活、恋愛などなど世の中には上手くいかないことが溢れかえっています。これらに“論理的に”立ち向かって、幸せを掴むためのブログです。

人の待ち方 ー焦ることで変わることー

出かけるとき、家族の方や、恋人、あるいは友人と一緒に行くことがほとんどだと思います。

 

家族であれば、支度の早さ。

 

恋人や友人であれば、集合場所に来る時間。

 

それぞれのペースがあると思います。

 

それぞれのペースは必ずしも同じではないので、往往にしてあなたが誰かを待ってあげる、ということがあると思います。

 

ときにそれは、出発時間や集合時間を超えて、待っていることもあるかもしれません。

 

 

今回は、そんなときの心の持ち方について書きたいと思います。

 

よくやりがちなこととして、遅れている人の近くでイライラしたり、急かしたりということがあります。

 

自分は準備ができて、もうとっくに出発時間なのに、まだ寝巻き。

 

集合時間を過ぎて待っているのに、まだ二駅前。

 

こういうとき、どうしてもイライラしてしまいますよね。

 

あなたは約束を守っていますし、悪いのは遅れる人です。

 

急かしたり、イライラしたりするのは当たり前です。

 

 

今回はそこから一歩踏み出してみましょう。

 

 

あなたがイライラすること、急かすことで、なにか変わることはあるのでしょうか。

 

 

あなたを待たせてしまっている人は、少なからず焦っています。

 

申し訳ないとも思っているでしょう。

 

そんな状況で、他人に急かされてしまっては、余計にイライラしてしまいますよね。

 

勢い余って八つ当たり、なんてこともあるかもしれません。

 

 

あなたが急かしても、やることの速度や、移動の速度はほとんど変わりません。

 

ですから、ものごとにプラスに働くことというのは、まずないわけです。

 

 

むしろ、これからせっかく楽しいお出かけが待っているのに、お互いさらに嫌な気分になってしまっては、もったいないですよね。

 

 

ということは、理屈の上ではわかっていることだと思います。

 

でもやっぱりひとこと、なんか言ってやらないと済まない。

 

当然ですね。あなたは悪くないのですから。

 

 

ではそのひとことを、和ませるものに使ってはいかがでしょうか。

 

友人なら

 

「遅れたんだから、あのクレープおごってよ!」

 

恋人なら

 

「遅れたんだから、あのネックレスかなー」

 

こうした言葉を、ふざけたトーンで言えば、きっと相手にとっても強く責められている感じはしないと思います。

 

むしろ、場を和ませることもできます。

 

 

他の人が遅れたとき、あなたはなにも悪くはありません。

 

でも、一番大切なことは、時間通りに動くことより、そのあとの時間を楽しく過ごすことですよね。

 

ちょっとだけ、寛容な心を持って接してみれば、そのあとの時間は大きく変わるのです。