東大生が教える 誰でも“論理的に”幸せになる方法

職場、友人、日常生活、恋愛などなど世の中には上手くいかないことが溢れかえっています。これらに“論理的に”立ち向かって、幸せを掴むためのブログです。

頑張り方を知れば心がラクになる ー頑張りすぎちゃう人へー

頑張り方には、短期的な頑張り長期的な頑張りの二種類があることはご存知でしょうか。

 

短期的な頑張りとは、翌日に控えたプレゼンの準備とか、プロポーズをする日のデートとか、気合を入れ、全神経を注いだ頑張り方のことです。

 

短距離走をイメージしてみてください。

 

短い期間を全速力で走り抜けるこの頑張り方は、爆発的な効果を生みます。

 

一方で、そのスピードを数キロは維持できないのと同じように、この頑張りはとても疲れるものです。

 

短距離走であれば身体が疲れるだけで済みますが、この頑張りはとても精神を使うため、心身ともにとても磨り減ってしまいます。

 

 

もうひとつ、長期的な頑張りとは、例えば一ヶ月後に控えた資格試験に向けた勉強とか、好きな人へのアプローチを挙げることができます。

 

これは長距離走をイメージして頂ければ、なんとなく掴めると思います。

 

6割くらいの力で、同じペースを維持するのです。爆発的な効果はありませんが、堅実で、着実に歩みを進めることができます。

 

肩の力を抜いて取り組むことで、心身の負担も軽減することができるのです。

 

 

さて、ここからが本題です。

 

長距離走を走るときに、100メートル走と同じ速さで走る人はいませんよね。

 

それなのに、なぜか現実では、長期的な頑張りが必要なところで、短期的な頑張りを長期間頑張ろうとしてしまう人が溢れているのです。

 

仕事でも、恋愛でも、勉強でも、実はその大半が長期的な頑張りを要求しています。

 

ですが、目立つのは結果が必要なタイミングですから、どうしても短期的な頑張りが目立ってしまうので、長期的な頑張りが要求されていることになかなか気がつくことができません

 

そのため多くの人が、長期間を短期的な頑張りで乗り切ろうとしてしまいます。

 

マラソンを全速力で駆け抜けようとしたらどうなるか、すぐにガス欠になってしまいますね。

 

それでも、特に真面目な人は、ガス欠すらも精神力で補おうとします。

 

そして実際に、補えているように見えるのですが、これが大きな罠なのです。

 

ただでさえ短期的な頑張りで酷使した精神が、さらにすり減り、精神は悲鳴をあげているのです。

 

精神がやられてしまうと、知らず知らずのうちにそれが行動にも現れ、自分や周囲の人を傷つけてしまいます。

 

そうすると、頑張っているのに無意識のうちに幸せが逃げていく、という悪循環に陥ってしまうのです。

 

勿体無いことです。

 

では、どうすればいいのでしょうか。

 

それは要求されている頑張りを見極めることです

 

この記事を読んでいるあなたは、頑張りには二種類あることを知ったことだと思います。

 

つまり、必要な頑張りを見極めることができるようになったのです。

 

仕事でも、恋愛でも、いまあなたに求められている頑張りが短期的なものか長期的なものなのか、しっかり見極めましょう。

 

見極めてしまえば、あとはそれに見合った頑張りをすればいいのです。

 

こうすることで、必要以上に自分を追い詰めることがなくなり、余裕を持った生活を送れるようになります。

 

余裕を持った生活は、自分の行動に自由をもたらします。

 

 

つい頑張り過ぎてしまうのは、真面目で、一生懸命な人によくあることです。

 

それ自体は素晴らしいのですから、その頑張りを、自分の余裕を得ることにも向けてみてくださいね。