東大生が教える 誰でも“論理的に”幸せになる方法

職場、友人、日常生活、恋愛などなど世の中には上手くいかないことが溢れかえっています。これらに“論理的に”立ち向かって、幸せを掴むためのブログです。

どうでもいいことを敢えて作っておく —肉を切らせる—

交渉ごとや、同僚と関わるとき、端から端まで、なにからなにまでこだわる人がいます。

 

資料のレイアウトや言葉遣いなど、重箱の隅をつつくようなことを言われることもあるでしょう。

 

自分からするとどうでもいいことであっても、ついつい細かいところを指摘されるとちょっとイラっとしてしまうことがあると思います。

 

でも、そこでイラっとして相手に食いついてはいけません。

 

そこで食いついてしまうということは、相手と同じ土俵に立ってしまうということです。

 

 

たとえば、あなたにとってとても大切な企画があったとします。

 

企画の命運を握る会議に向けて作る資料は、とても気合の入ったものになりますよね。

 

とても長い時間をかけて、一言一句を作り込み、レイアウトも微調整して、気合の入ったものを作ると思います。

 

このこと自体は、間違いなく素晴らしいことです。

 

自分の実現したいことがあるとき、それに全力で臨めるということは、誰がどうケチをつけようと立派なことですから。

 

でも、あなたの努力の全部がそのまま受け入れられるとは限りません。

 

もしかすると、性格の悪い人がいて、話の本筋とは違うところでケチをつけてくるかもしれません。

 

それもネチネチと言ってくるかもしれません。

 

 

そんなとき、どう対応するのがいいのか。

 

 

相手にしないことです。笑って相手の指摘を受け入れてあげればいいのです。

 

受け入れてあげることは、あなたと相手との器の差を示すことになります。

 

人は器の大きい方を応援したくなりますから、示すことができればあなたに風が吹きます。

 

 

でも、緊張している場で、受け入れてあげる余裕は生まれにくいかもしれません。

 

 

そのために、事前にできることが、どうしても譲れないところを決めておくということです。

 

企画であれば、その企画の骨組みとなるところ。

 

交渉であれば、成功に欠かせないギリギリのライン。

 

譲れないところを決めたら、他のところは思い切ってどうでもいいこと、と割り切ってしまいましょう。

 

どうでもいいとは言っても、敢えてあなたから捨てる必要はありません。

 

他の人から文句をつけられたら、惜しまずに切ってしまう、そう言った心持ちでいいのです。

 

なぜなら、そこにこだわるよりも、潔く相手の意見を受け入れてあげる姿勢を示すことで、こだわること以上の結果を手に入れられるからです

 

それは人望や信用、雰囲気といった目に見えないものであることがほとんどでしょう。

 

でも、目に見えないものだからこそ、あなたが本当に苦境に立たされた時に、絶対に譲れないものを守る力になってくれます。

 

 

頑張ったからこそ、自分の努力を生かすために、敢えて切り捨てる勇気を持ってみてはどうでしょうか。

休むことも予定の一つである —休めないひとへ—

 

土日や祝日、もしかすると平日に、仕事や学校がお休みの日があると思います。

 

ふだん遊んだり、 はしゃいだりしたい気持ちを押し殺して生活しているぶん、たまにの休みはとても嬉しいですよね。

 

やりたいこと、時間がなくてやらなきゃいけないのにやれていなかったこと。

 

たくさんあると思います。

 

映画を観に行ったり、動物園に行ったり、飲みに行ったり

 

休みの日の予定もどんどん埋まっていますよね。

 

今日はそんなあなたに向けた記事なのです。

 

真面目であれば真面目であるほど、

 

人生を豊かにしようとすればするほど、

 

一日一日を大切にしようとするほど、

 

予定が入らない日を許せないと思います。

 

もっと自分の成長のために

 

たのしみのために

 

後悔をしないために

 

常になにかをしなければならない

 

そんな風に思い込んではいませんか。

 

確かにそう思って日々を過ごすことは、間違いなく大切なことです。

 

誰だって誇れる人生を送りたいと、心の底では思っているのですから。

 

 

でも、それが強迫観念になってしまうと、空回りしてしまうことがあります。

 

常に何かをしていると、心と身体を休ませる暇がありません。

 

強い心の持ち主であればあるほど、その状態を無意識のうちに我慢して、もっと頑張ろうとしてしまうことでしょう。

 

でも、あなたが気づかないだけで、もしかしたら心と身体は限界かもしれません。

 

限界になってしまうと、気怠さを感じたり、めまいがしたりすることがあります。

 

それでも原因がはっきりしない場合は、きっとその状態を自分のせいにして頑張ろうとしてしまうのでしょう。

 

 

休むことも大切な予定の一つです。

 

 

ぼくはこれを声を大にして主張したいと思います。

 

頑張ってしまう気持ちもわかります。

 

でも、それで体調を崩したり、イライラしたりしては勿体無いですよね。

 

折角努力しているのに、それが仇となってあなたから幸せが逃げて行くとしたら

 

やり切れませんよね。

 

 

ですから、休むことも予定の一つにしてみませんか。

 

休むことは、もしかすると軽視されがちですが、生きる上ではとても大切なことです。

 

一日丸々でなくとも構わないのです。

 

今日は早く寝る

 

今日は寝坊する

 

今日は映画を横になりながら観る

 

そんな予定を、自分の幸せのために入れてみてください。

 

 

頑張ることは、常に前に進むことだけではありません。

 

自分をいたわって、リラックスすることも立派な頑張りの一つなのですから。